火おこしに学ぶ、「いいかげん」

うわむきぶどうの代表、宇谷元希(@genkiutani)です。うわむきぶどうは「ぶどうで気分をうわむきに!」を合言葉にする島根県のぶどう園です。

わが島根県にもコロナウイルスの「まんえん防止措置」が出ることが決まりました。
やっぱり自由に動きたいですね。
ま、ハウス管理でそんな暇は無いのですが(笑)


今日は「いいかげん」について思ったことがあるので書きます。
あいも変わらず昨年のぶどうの枝でくん炭をつくってます。
もう少しで先シーズン分の枝が終わりそうかな。

今日やった枝はチップにして日が浅かったので燃えにくかったんですよね。
ほっといて帰るわけにはいかないので仕事時間中に燃やし尽くしたいんです。
そうなると火のコントロールが必要となります。

そこで火の番をするときに感じたことが「いいかげん」の大事さです。

僕はキャンプは行くことがないので本格的に火おこしはしてませんが、火の力を上げようとするときには空気を送り込んでやらないとダメなんです。
小学校とかで空気をおくると激しく燃えるって実験やったの覚えていませんか?
キャンプなら火吹き棒とか使ってやると思います。

それと同じことををくん炭を燃やし切るときに木の板であおいでしてました。
その時に「いいかげん」にあおいだほうが燃えやすいのに気づいたんです。

人によって力の入れ具合は色々あるでしょうけども、いいかげんに適当にあおいでました。
試しに力を入れて一生懸命あおいでみると、そんなに火の勢いは上がらず・・・。
んじゃ逆に超適当にやったら?やっぱり勢いは上がらず(笑)

一番いい感じに火の勢いが上がったのが「いいかげんに」あおいだときでした。

少し力をぬいて、かといって抜きすぎずリラックスした状態であおぐと効果が出た。
これって、他のことにも言えるんじゃないかと思うんです。

何かを成し遂げようとして気合を入れすぎてしまうと空回り。
かといって諦めるとそれはそれで結果が出ない。
ある程度余裕を持って必要なところで力を入れる。

その塩梅が「いいかげん」にするってことだと思います。

「いいかげん」って文字でみるとなんか手を抜いてるって感じに見えますが、「良い加減」って書けばなんかプラスの要素に見えませんか?
「いい塩梅」って書いたりする方が多いのかな?

いいかげんってひらがなで書くと「いい感じで手を抜いてやる」ってニュアンスになる気がしてます。
いい感じで手抜きして、力を出す時には一気に出しましょう!
長く物事をやろうと思うとこんなのが必要だとすごく思います。

ぜひ、自分のやってることを見直してみてはいかがですか?

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ぶどうで気分をうわむきに!それでは。

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